印旛地域農林業振興普及協議会の主催する視察研修会に参加して広島に本社ののある集成材、木材の会社を見学してきました。
北米から原木を輸入し製材して無垢材や集成材を作って売り出しているようです。
材料は蒸気で乾燥しています。
蒸気と電気は自社で使う以上のものを作って飼料会社や電力会社に売っているとか。
広い敷地に立体交差の搬送設備が縦横に作られていていろんな寸法、形状の木材が飛び回っていました。
時々人がいて渋滞を起こしている材木の交通整理をしたり良く分からない操作をしていました。
太い丸太から曲がり、直径を瞬時に測定して、出来るだけロスを出さないように三次元の木取りをしてバンドソーや丸鋸を通して飛ぶような早さを大して落とさずに処理していました。
巨大設備産業でこれならうまくいくだろうなと思われました。蒸気乾燥の釜をいっぱい持っていて二週間も掛けて乾燥して更に自然乾燥をしていました。
木になったのは国産材はベイマツより柔らかいのでそのままでは流せないだろうとか言ってたことです。
まっすぐな素性のいい木だけを相手にしているようで日本の林業の助けにはあまりならないように思われました。
それにしても国産の木材を使ってもペイするやり方ってないものでしょうか。
見学の後はみなで美味しい昼食をご馳走になって道の駅によって帰ってきました。
度肝を抜かれて驚いた一日でした。
