秋岡木工塾の大先輩のAさんが急逝されお通夜に行ってきました。会場は駅名と同じ名前の大きなお寺。昔々秋岡木工塾に通っていたころは何度も使った駅なのに今日久しぶりで乗ったら乗換の仕方、ホームでの行き方などすっかり忘れていて危うく乗り遅れそうになってしまいました。
すっかり変わってしまった駅に着いたら木工塾の塾長さんが電話をしてくれて駅を出る前に捕まえてくれ会場まで道案内してもらいました。大きなお寺さんで大きな駐車場があって行き方を間違うと大変な遠回りになるところでした。
大勢の御親族の御法とは別室で塾生の大先輩を偲ぶ時間をたっぷり持たせてもらいました。長いお経が終わったのを潮時に失礼させてもらって広いお寺を一回りして帰路のつきました。帰り道に大先輩のお宅の前でこの三月に転んで大腿骨を骨折してからコロナ禍ということもあって十分な処置もして貰えずにかんなの名人芸があっという間に終わってしまったそうです。それまで元気に木工が出来ていたのに97年の終わりとなってしまったとか。
でも世間では幸せな大往生というのだと思います。もうすぐ100歳になるまでちゃんと鉋が研げるなんて羨ましい限りです。どこまで頑張れるか努力してみたいです。
