マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

植え替え作業、ガシャモク

再生池で埋土種子から復活したガシャモクを細々とフィッシングセンターの片隅で育てていますが、苗の数を増やし、元気なおおきな苗にすることを目標にいろいろやっています。
鳥の博物館ではここからおわけした株を100株以上に挿し木で増やし多くの小学校に配って里親として育てて貰ったりしているけど、本家はそれほど威張れたものではありません。
今年はいろいろ試してみようと言うことでとにかく苗の数を増やそうと言うことで、芽が動き出してきたところでもあり植え替え作業をやりました。

2007年5月8日(火) 植え替え作業

フィッシングセンターにて直植のガシャモクを大きいビニールポットに植え替え、エビモ、ホザキノフサモを素焼きの鉢、ビニールポットに植え付け水槽、トロ箱に沈めました。

大きいポットに植え付けるのは、土の量も多量に必要となり、面積的にも植え付け効率もあまりよくないようです。また水槽の深さもトロ箱では不十分で、深いのが必要となります。
立派な大人を育てるのには適しているけど、苗を育てるのには効率がよくないと思いました。貧乏性かも知れませんが、苗を育てるのか立派な個体を育てるのかと言う目的によるのかと思います。

ホザキノフサモは金山落としから、エビモは我孫子の坂巻邸の池から調達してきたとのことです。

土は黒土に約30%(容積率)程度の腐葉土を混ぜ植え付けた後に、洗い砂を15mmほどカバーして押さえとしました。それでも水に入れるた直後はふわふわしていていかにも頼りない感じですが、時間が経つと落ち着いてきて安定するはずです。

水漏れのあったトロ箱はシリコンシーラントで仮補修を行いました。しばらく保つことを祈ります。日焼けを防ぐ意味で、北側の壁際に置いてガシャを入れました。
水が漏れていないことを明日にでも確認した方がいいのですが・・・・。

ホザキノフサモとエビモの一部は10本ほどを束ねて、全部で15束ほどを谷津の多自然型水路の蛇篭床の針金に結びつけてきました。植え付けたそばには去年植えたヤナギモが、立派に育っていました。
ついでながら、ササバモも、あまり時間が経っていないガシャモクも元気で、水質的には問題なさそうです。
ただ、立派なガシャの苗を植えたはずなのに、物理的にちぎれたのか、何かに食われたのか、植え替えのショックで折れたのかこぢんまりした状態になっていました。
ガシャの苗が確保できたら再度トライすべきでしょう。
この数本のガシャがどんどん増えていってくれれば言うこと無しですが・・・。

ついでと言うことで、再生池の大きい方の囲いを見てきました。
水深7-80cmあったけど、蓋を外し箱めがねで覗いたところササは10cm以上のスマートな葉っぱを伸ばしていて植の蓋につかえていました。
ガシャも幅の広い・20mm弱の緑の葉を付けていて、どちらも少々光量不足気味ながら順調に育っていることが認められました。

手賀川のバケツは水位が上がっていたため胴長に履き替えるのがくたびれていて大変だったので、次回と言うことにしました。
船着き場もチェックしていません。
ビオトープにも植え付けてはいません。

参加者、星野、山口、竹中、鈴木で再生池と谷津は解散後に竹中、鈴木で行いました。

終了時刻 15.45頃でした。

カメラを忘れたため、写真は無しです。

トロ箱の深さが少し足りないので、もう少し深い水槽を竹中さんが調達しようと言うことになっています。

別件で恐縮ですが、本当なのではないかと思える衝撃的な本を読んでいます。
そんなことはないよと言って貰えると有り難いのですが・・・。
 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」 The lie of on Environmental Problem
武田邦彦 著 洋泉社 ¥952+tax
うさんくさいと思っていたダイオキシン問題や分別することを御願いするのがクリーン推進課の仕事みたいで変だなと思っていたことが、いろいろ書いてあります。
ぜひ読んでみてください。