マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

気になる記事

たまたま長野の山の中で知り合った人のメールマガジンに気になる記事が載っていました。
気候ネットとか言うところが作った文書は本物みたいに読めました。

90年比25%削減など出来るはずがないとの風潮の中で、あまりに楽観的な言い方のような気がしますが、この手の情報を見たことがなかったのでもしほんとなら嬉しいことだと思いました。

是非目を通してみてください。


[Yagimag: 00255] ヒマラヤ調査報告◆八木さとしのメールニュース 255号 09.11.24◆

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昨日、私が代表幹事を務めるみどりネット信州
http://www.shiftra.jp/m-shinshu/)の11月研究会で、
信州大学教育学部教授の渡辺隆一先生をお招きして、
ヒマラヤ氷河調査の報告を、長野市で行いました。

12月にデンマークで行われるCOP15を盛り上げる理由もあり、
温暖化について取り上げました。

COPは、締約国会議(Conference of Parties)の略です。
COPは、国連気候変動枠組条約(UNFCC)を受けて設置された会議で、年に一度、
各国の環境に関わる省庁の大臣が集まり、同条約の成果について話し合います。

2009年のこの会議は、12月7日から18日までの2週間にわたり、
デンマークの首都コペンハーゲンで行われる予定です。会議の目的は、京都議定
書に定めのない2013年以降の地球温暖化対策を決定し、各国の同意を求めること
にあります。

報告の内容をご紹介します。

長野県自然保護連盟と長野県山岳協会の共催で、
2009年4月22日(水)~5月10日(日)の18日間、エベレスト山群のト
レッキングを行いました。

地球温暖化の影響を受けて氷河が後退し、
氷が融けだして大きな問題となっているイムジャ湖は日々増水しており、もし決
壊すれば下流域に甚大な 被害が発生するといわれています。イムジャ氷河の現
状を観察し、自然環境を考えるスタディー・ツアーに渡辺教授は参加し副隊長を
務めました。

氷河が溶け出し、水がたまり、決壊する危険性がある湖が200あり、
近年の温暖化によりできた湖が2000あるそうです。

温暖化による被害は、加害者ではない弱い人にも及びます。

温暖化の原因をつくり、ここまで贅沢な暮らしをしている先進国は
率先して問題に取り組み、中国、インドを巻き込んだ目標を決め・対策をとるこ
とが将来世代への責任を果たすことになります。


鳩山政権は、90年比25%削減との積極的な数値目標を掲げました。
でたらめ麻生政権に比べ、とりあえず前進したことは嬉しいです。

しかし、産業界からの反発や、不可能との声もでていますが、
これまで温暖化問題でさまざまな調査・提言活動を続けてきた
NPO「気候ネットワーク」、「2020年で90 年比25%削減は、適切な政策のもとに、
国内対策のみで余裕をもって実現可能」という趣旨の試算結果を報告しています。

http://www.kikonet.org/research/archive/mtt/kiko2020-25_091110.pdf

さらに、この試算は原発に頼っていません。参考になる資料です。


最後に日弁連人権擁護大会での「「地球温暖化の危険から将来世代を守る宣言」
もご紹介します。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/hr_res/2009_3.html



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長野県大町市議会議員  八木さとし

八木さとし事務所
〒398-0002 長野県大町市大町4092
TEL/FAX (0261)26-3170
E-mail yagi@shiftra.jp
HomePage www.shiftra.jp/yagi/
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