竹や果樹の剪定枝を大量に燃やす道具です。直径1.7mぐらいの円錐の先端をチョン切って逆さに地面において中に土を入れて空気が入らないようにしておいたところに燃やすものを入れて火を付けます。
所詮焚き火なので火が回りやすいようにくべた方が良いのは当然ですがそのあたり余り気にしなくとも上手い具合に燃えてくれるようです。角度の急な中華鍋でものを燃やして居るみたいで中から空気が入らないので材利用の揮発性物質がなくなると炎は消えて黒い炭が熾きにならずに溜まっていきます。
鍋の縁を越えると空気が届き始めて赤くなって燃えて灰になるようでそこまでは消し炭が生産できるようです。
材質はステンレスの1.6mm位の薄い板で出来ていました。一番外側に12mmぐらいのパイプが点付けされてました。重さはそれほどでもないけど大きいので扱いにくかったです。
いくらステンでも恒温になると熱歪みで歪んできたり変質したりしますが、空気取り入れ口がないのでそれほど高温になることもないようです。少々歪んでも性能に影響しないので心配はないようです。
燃やした竹の量は一瞬だけ鍋の八分目ほどになったことがありましたが、大した量でなかったので炎が消えるまでの時間は2時間ほどで、出来た消し炭の量は一斗缶で五つほどか。
火は炎がきえたら水を掛けて消します。鍋が冷えたらひっくり返します。そこがないので炭はそこに残ります。
帰りに田圃によったらアカウキクサを掬い取っていました。弱った稲は新しい苗と植え替えたりもしていました。
月の活動場所が待っているので失礼しました。