マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

マキタのカンナ修理完了(ベアリング交換)

マキタのカンナのベアリング交換が終わりました。

出来るだけ温度差を付けて入りやすくしたつもりだったけどいろいろあって最後はどちらも常温での仕事になってしまいました。

ベアリングを引き抜く時のブラーの掛かり具合からみてベアリングの押し込み量は殆ど最後まで行ってたようだったがベルトの掛かる方は少し手前で止めて置くみたいだった。

この辺かなと思えるところまで押し込んで組み立ててシャフトを指で回してみるとカンナ刃の軸の何処かが触って回らなかった。

こちらは結局最後まで押し込んで触らなくなった。

次いでモーター側、プーリーの位置が少し飛び出しているように感じられ少し引き抜いたり押し込んだりしながら指で回すとかなり重いけど引っかかってはいないところでベルトを掛けて通電してみた。

意外なことに正常な回転が起きてやれやれ。

数分間回しても異常は起きず完了とした。

結局ベアリングを引き抜く前のベアリングの位置を正確に記録しなかったことが敗因でした。
カンナの構造の寸法より小さい回転部品を組み立てて組み込めば問題はないので最後まで押し込めば良いと言うことになります。

少々重くても電気の力は大きくて支障ないみたいでした。

数時間で終わるはずがたっぷり半日以上掛かってしまいました。

電動カンナのベアリング交換手順
 1.モーターのブラシの取り外し。
 2プーリーカバー取り外し。
 3.ベルトの取り外し。
 4.プーリー軸受け固定ビスの取り外し
 5.プーリー軸受けを引き出す。薄いマイナスドライバーを隙間に差し込んで少しずつ引き出す。.
  二本の回転軸が両端のベアリングで支持されているので反プーリーのベアリングが支持枠から抜け出てくる。
 6.プーリーを外す。モーター側は左ねじ。刃物側は右ネジ。
 7.プーリー側の二個のベアリングを引き抜く。
 8.二本の回転軸から両端のベアリングの位置を測定した後を引き抜く。四個。
 9新しいベアリングを用意し、元の対置まで押し込む。潤滑油を塗っておく。
 10.組み立てる。所定のベアリング枠に押し込む。
 11.プーリー軸受け枠を組み立てる。
 12.ブラシを組み込む。
 13試運転して確かめる。