マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

少しさびしい結果、第二機場での水草テスト

利根川の水が手賀沼に注入されるあたりで、手賀沼の埋土種子から発芽したガシャモク、ササバモその他を植え付けて育ち具合を見るという試験が始まって3年が過ぎた。04年度は途中まで順調だったけど、9月の台風で、根こそぎ流された形跡あり。
05年度は春に植えたのが元気に育ったけど、寒くなるとだんだん数が少なくなってしまった。

06年度はどんな様子かわからない内に過ぎたが、本日貰ったデータによれば、同じ傾向で、植えた年は元気に育つが冬が来ると消えてしまい、次の年は芽を出さなくなってしまうようだ。

手賀川左岸の再生池での植裁試験では無事冬越ししていることから水質的には問題なさそうなので、他の原因がありそう。報告書ではシルトが積もっているのことが影響しているのではとしている。
手賀沼の水よりきれいな利根川の水が注入されているところでガシャモクが育たないとしたらこの先どうしたらいいのとなってしまう。

今まで、水道橋付近の池に育った立派なガシャモクも、再生池で大きく育ったガシャモクも二年目までは存続していたが3年目で姿を消している。こちらは春の新芽がザリガニ、魚に食べられてしまうことが原因と言われている。

06年に浅くして貰った再生池にガシャモク、ササバモをかなり多量に植え付けたところあっという間に完全に刈り取られたように姿を消してしまった。板の壁で囲われた、池の中には防御ネットをすり抜けて入ってきたザリガニや魚にとっては格好の食料なのであろう。