マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

:削る   鉋の世界 その2

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昨日載せられなかった写真を見て貰います。

槍がんなの写真です。きれいにカールした40cmぐらいの削りくずが出ています。
この刃は柄から抜けるようになっていて、研ぐときは外すそうです。
表は平面です。従って平らな砥石で、普通に研ぐことが出来ます。
裏はカーブしているので丸鑿を研ぐ感覚かと思いました。力は引くときに入れると言ってました。

チョウナ以外の体験削りの後で、場所柄木場の木遣りの紹介がありました。
東京の無形文化財になっていて、親方衆からなる保存会の人たちのどうどうたる木遣りが近代的なビルのホールに響き渡りました。

真正面の至近距離で、マイク無しでもボリューム一杯の男声合唱をたっぷりと楽しませてもらいました。
掛け合いみたいに切れ目無しに長いこと続いていたけど、残念ながら歌の内容を文字にすることが出来ず、意味が理解できないためさびしくなりました。楽しい浮き世絵を見ても書いてある文字読めないためおもしろさが半滅する事に似ています。

実物を下記で聞いてみてください。
http://wadaphoto.jp/maturi/edogei2.htm

シンポジュウムのコーディネーターはもの作り大学の邦夫先生でした。

そして木挽きの名人の顔もありました。
最近は木の家を造る人がいなくなって名人の技が生かされる機会は少なくなっているとかで忙しいですかと聞いたら暇!といわれてしまいました。林以一氏のホームページは下記です。
http://kt.sakura.ne.jp/~cobito/