植え付けたとこから切れ藻があたりに広がっています。
前にも書きましたが、これらの水草を手入れしている、谷津を守る仲間の人たちと話す機会があって彼らが毎日泥を払ったりして可愛がってくれたことを改めて認識しました。ご苦労さまでした。
さて、水質浄化、自然保護の観点から水草は一番適していて、その復活には何の疑問もなく協力しようとやってきたのにいろんなことを言う人がいることが分かりました。
水草水草と言うけれど、琵琶湖では水草がいっぱい増えすぎて、秋に枯れたのが流れ着いてアオコ以上の悪臭を振りまいて困っているとか。刈り取りの費用も億の金をかけてもまだ足りないと。だから水草を復活させることには安易に飛びつくべきではないと言うことです。
また、ここ谷津には何も持ち込まない、持ち出さないと言うルールがあるのに、昔からここに生えていなかったいろんな水草を持ち込んで植えているのは間違いなのだから除去すべきという人がいていろんな意見があるものだと思いました。
別所沼でも、その水系にない水草は試験対象に出来ない(しないではなく)と言ってました。
山の樹木でもいっさい切ることまかり成らぬと言う人もいます。
いろんな意見があってもいいですが、極端すぎる考えにはなんだかなーとなってしまいます。
この谷津の水が手賀沼に入るまでの水路を観察しました。
橋をくぐるとマコモの生えた三面張り水路が2km程続いて土の土手の流れになります。
このあたりの底質は粘土が固まったみたいな水成岩で流に運ばれた砂が溜まっているところもあり、水草の植え付け場所として良さそうです。
このあたりの底質は粘土が固まったみたいな水成岩で流に運ばれた砂が溜まっているところもあり、水草の植え付け場所として良さそうです。
道路下を通ってきたコンクリートの水路の終わりには大きな段差があって魚の通行は遮断されています。雨が降って増水したときには何とか行き来出来るようです。
段差の下にはモツゴの大群が群れていて、時々佃煮やさんが仕入れに来ているそうです。
水路にはもう少し小さい段差がもう一つありました。
今でもここの上流に数は少ないけど鯉やモツゴ、ヨシノボリ、メダカなどの姿が見えましたが、段差をクリアできれば、もっと数が増えると思います。