マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

パワーメイト PMS352

使用中にエンジンが止まってしまって、どうしてもかからなくなってしまったチェーンソーを診断して貰ったところエンジンが全体的にがたが来たらしいので、シリンダー、ピストンリングなどを取り替えないといけないようだとのことでした。

ある地主さんに借りたものなので動くようにしないといけないのでいずれ修理して貰うのですが、もう少し後にしようと言うことでひとまず引き取ってきました。

ロープを引いてみると言われたとおり抵抗が少ない。普通感じられる圧縮された空気の抵抗がありません。
点火する条件が良好な混合気の適正な加圧だとしたら確かにかからないのは無理もないのかなと思いました。

ロープを引いてもなんか頼りないので、もしかしてかかるのではないかなと言う甘い期待は無くなってしまいました。

チェーンソーは使うときに意識的に無理するとか変なことが出来るできる訳ではないのにどうして動かなくなるのか不思議です。

シリンダーに傷が付くのは潤滑が破れて焼き付くからだと思います。
ツーサイクルのエンジンにはオイルパンが無く燃料の中に添加された潤滑油で潤滑しているわけだがあんまり頑張りすぎるといけないことになるとか。
不思議なことにチェーンソーはガスを薄くすると回転が上がります。回転が上がっているのに潤滑油も薄いとなると焼き付き易くなるのは当然かもしれません。

切れない刃で細い木をフルスロットルで長い時間かけて切るときもそのようなことになるのかなと思います。太いのを切るときはもっとひどいことになります。あたかも全速で長時間空ふかしをしたのと同じことになるのではないでしょうか。

昔佐藤先生にチェーンソーはいつもフルスロットル、刈り払い機は切るものに合わせた適正回転数で回せと始動されました。でも空ぶかしがいいとは言われてません。

前に分解されたままで、帰ってきた名機スチールのMS200もそんなことで、一度焼き付いてだめになって交換したシリンダーがまた傷だらけになったものと思われます。

どうしてそんなことになるのを黙って見ていたのか、気がつかなかったのかと言うことになりますがやはり技術がなかった、分かってなかったと言うことになるのでしょう。

残念なことにきちんと研ぐことが出来ない人にいくら名機を与えてもまさに猫に小判であり、馬の耳に念仏だったようです。
悔しいです。

では今後どうしていくかですが、知ろうとが考えるいくつかポイントがあります。

まず正しい研ぎ方を身につける。といっても今までもいろいろやってきているのに出来ていないわけで、一つのやり方として、フック気味に研いでみるのがいいかと思います。
その方が食い込み易くなってパワーが必要になりガスが濃くなる、回転が馬鹿みたいに上がらないことが期待できます。

もう一つの方法は空ぶかしをしても回転が上がりすぎないようにキャブを調整してやりガスが濃すぎる方向で調節する。LもHも最適位置より少し開いてやる。この方法がどれだけ有効かは分かりません。出来るかどうかも分かりませんが何とかしてエンジンが壊れるのを防ぎたいと考えます。

取説を読むとキャブはいじるなとあります。正しい使い方をするときにはいじってはいけないのでしょうが、そうでないときには何でもやりたくなります。

燃料の混合比を25:1に濃くしてやる。高い純正オイルを使っているのを廉価版にして濃度を上げることは意味があると思います。

昔、混合燃料を混合油と勘違いしてガソリンに混ぜて使い二回目の補給後に焼き付いて止まったことがあります。マフラーを外して中を見ながらオイルをかけながら少しずつしばらく動かしてやったところ何とかロープを引いて回せるようになりました。

しばらくなだめてからエンジンをかけたらかかりました。

今では、完全ではありませんが仕事が出来る程度の力は出ています。

さて、
スチールの代理店に見晴らされて分解されたまま戻ってきたMS200についても、我慢して組み立てたらもしかして使えるのでは無かろうかと思っていたけど、まず望みはなさそうなことが分かってきました。
ほとんど元気がなくなってしまいましたが、中がどうなっているのかを勉強する意味でゆっくりやってみようと思います。

腰がおかしい上に咳が出始めてかなりやばくなっています。

卵酒でも飲んで早く寝ることにします。